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牛丼屋のほうは、雰囲気が暗い。空気も重くよどんでいる。気楽に出入りできない雰囲気がある。 学生やサラリーマンは来るが、OLやおばさんはまず来ない。 学生やサラリーマンも、どういうわけかはよくわからないが、いかにもモテないタイプが出入りしている。
東海林 さだお「タコの丸かじり (文春文庫)」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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暗い、不気味な雰囲気の家・建物
店内の雰囲気
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......もサラリーマンも来る。 店内の雰囲気も明るい。 みんな気楽にカレーを食べ、談論風発、海外旅行の話なんかも出て、お水をゴクゴク飲んで、明るく店を出て行く。 一方、牛丼屋のほうは、雰囲気が暗い。空気も重くよどんでいる。気楽に出入りできない雰囲気がある。 学生やサラリーマンは来るが、OLやおばさんはまず来ない。 学生やサラリーマンも、どういうわけかはよくわからないが、いかにもモテないタイプが出入りしている。 外から見ると、いつもモテないタイプがカウンターにズラリと並んでいる。 ズラリと並んで、暗く重く、モクモクと牛丼を食べている。むろん海外旅行の話は絶対といってい......
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氷室のように湿っぽく暗く冷たい家
山本 周五郎 / やぶからし amazon
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カウンターが一本、テーブル席が五つほどある店内
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
椅子席のみの小さな構え
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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ブラインドの細いたくさんの隙間から、明るい陽が縞のように顔の上に落ちる
原田 康子 / 挽歌 amazon
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双子のマンションと言われるのも分からないでもなかった。住宅街に細長いマンションが二棟並んで立っているのだ。無用のシンボルなのか給水用のタンクなのか、さもなくば住人専用のプラネタリウムでもあるのか、屋上には球体のオブジェが載っていて、建物全体が巨人の姿にも見える。
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
氷室のように湿っぽく暗く冷たい家
山本 周五郎 / やぶからし amazon
(家の)二階から人の頭が覗いていた。
岡本かの子 / 母子叙情
屋根に草が生 えたうち
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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