宮大工上りの太い手首
岡本かの子 / 渾沌未分 ページ位置:57% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
手首の動き
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......に老先生だって、一度あたしが保証の印を捺 して、いまでもどんなに迷惑 しているか、まさか忘れもしなさらないと見え、その後何にもいい出しなさりはしませんがね」 貝原は宮大工上りの太い手首の汗をカフスに滲 ませまいとして、ぐっと腕捲 りして、煽風器 に当てながら、ぽつりぽつり、まだ、通しものの豆を噛 んでいる。 小初は一しきり料理を喰べ終ると、いかにも東......
単語の意味
大工(だいく)
大工・・・建物の建築や修理をする職人。また、その仕事。とくに木造の建物を扱う者をいう。。「工」は訓読みで「たくみ(=匠)」と読め「職人」「物を作る人」のこと。
ここに意味を表示
手首の動きの表現・描写・類語(手・指・爪のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(蓋を開ける)鳥の首でもひねるみたいに、きっぱりとした的確な動作で瓶の蓋を開けた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
宮大工上りの太い手首
岡本かの子 / 渾沌未分
手を 蠅 のようにこすりながら
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「手・指・爪」カテゴリからランダム5
濃いマニキュアを施していた。普段は顔には何ひとつ化粧気がなかったから、指のマニキュアがいつも毒々しく見える。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
左手を二の腕がのぞき出るまでずっと延ばして
有島武郎 / 或る女
膝の上の右拳をびくりびくりとうごかしてくる。ちょうど蛇が鎌首をもたげるような恰好
中山 義秀 / 碑「碑・テニヤンの末日 (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
手・指・爪 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ