山肌を這いのぼってきた若松の香気が、灰を驚かすほどの冷たさ
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ 作品を確認(amazon)
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森林・ジャングル
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単語の意味
香気(こうき)
香気・・・いいにおい。素敵な香り。
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谷中の森はいつも隠者のような静かな体を備えて
田村俊子 / 木乃伊の口紅 amazon
逆巻く濤 のように、梢 や枝葉を空に振り乱して荒れ狂っている原始林
岡本かの子 / 河明り
短い頭髪のように揃うて立っている林
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
海のように荒れくるい、また静まる厖大な森
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
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巨大な水鳥の上嘴(じょうし)のように、細長い尾根筋のふくらみ上がった砂丘
島尾 敏雄 / 島尾敏雄 amazon
(タクシーが)走り出すとすぐに駅前の家並は尽き、道の両側は畑と雑木林ばかりになった。
浅田次郎 / ラブ・レター「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
地響きが地の底で大太鼓でも打つ不気味さで、少しずつ少しずつ大きくなり、まっしぐらに接近してくる
杉本 苑子 / 今昔物語ふぁんたじあ amazon
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