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守宮やもりのように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにして上りつめた。
芥川龍之介 / 羅生門 ページ位置:39% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......巣をかけた天井裏に、揺れながら映ったので、すぐにそれと知れたのである。この雨の夜に、この羅生門の上で、火をともしているからは、どうせただの者ではない。  下人は、守宮やもりのように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにして上りつめた。そうして体を出来るだけ、たいらにしながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、楼の内をのぞいて見た。  見ると、楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸しがいが、無造作に......
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家守・守宮(やもり)
家守・守宮・・・1.ヤモリ科の爬虫類。体は平たくて、黒味がかった灰色。トカゲに似ているが、指先に吸盤の役目をする襞(ひだ)がある。夜、壁や天井などに張り付いて這い回り、小さな虫を食べる。人家付近に多く見られ「家守」の字の由来でもある。
2.(「家守」のみ)家の番をすること。また、その人。家の番人。「いえもり」とも。
3.(「家守」のみ)江戸時代、主人不在の家屋敷を預かって、その管理・維持に携わる管理人。大家。家主。
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山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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声をしぼってすすり泣いた。
浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
陳列棚の後ろに身を引く。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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