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冴えない、ぱっとしない人生の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
急な傾斜面に立っているような、いまにも転落して行く、安定のない生活
林 芙美子 / 浮雲 amazon
(仕事で)ホテルのカウンターで毎日毎日働いて人生を無駄に磨り減らしていくだけ。《…略…》時々ホテルに飲み込まれちゃうような気がする(。略)境界線が見えなくなっちゃうの。私という存在やら感覚やら私生活やらがホテルという宇宙の中にひきずりこまれて消えちゃうの。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
株なんかにうつつを抜かして生涯を送った生活が、いまでは馬鹿な芝居をみて来たような気もする。
林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
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「人生」カテゴリからランダム5
いま二十六歳で二十代とも三十代ともちがう変な場所に迷い込んでいます。生命力のかたまりは、すみっこのほこりっぽい角にぶつかり、急に止まってどちらへ動いたらいいものか、と迷ったままその場に待機し続けているのです。
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
日かげにおかれたミイラみたいにことりとも音を立てずに部屋にこもっている
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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