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(仕事で)ホテルのカウンターで毎日毎日働いて人生を無駄に磨り減らしていくだけ。《…略…》時々ホテルに飲み込まれちゃうような気がする(。略)境界線が見えなくなっちゃうの。私という存在やら感覚やら私生活やらがホテルという宇宙の中にひきずりこまれて消えちゃうの。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) 作品を確認(amazon)
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冴えない、ぱっとしない人生
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配電盤、砂場、貯水池、ゴルフ・コース、セーターの綻び、そしてピンボール……どこまで行けばいいのだろうと思う。脈絡のないバラバラのカードを抱えたまま僕は途方に暮れていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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人生は複雑な楽譜のようだ、とつくるは思う。十六分音符と三十二分音符と、たくさんの奇妙な記号と、意味不明な書き込みとで満ちている。それを正しく読み取ることは至難の業だし、たとえ正しく読み取れたとしても、またそれを正しい音に置き換えられたとしても、そこに込められた意味が人々に正しく理解され、評価されるとは限らない。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
人生は短いかげろうのようなもの
井上 ひさし / モッキンポット師ふたたび amazon
私は、何かしら老いて行く事をひどく恐れはじめています。肉体のおとろえもさる事ながら
林芙美子 / 新版 放浪記
よわりめに、たたりめ。幽霊みたいな運命の奴にたたられ
林芙美子 / 新版 放浪記
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