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(窓に)流れ込むネオンの余光が、部屋の中を赤く青く交互に染めていく。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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ネオン・イルミネーション
歓楽街・盛り場
室内に差し込む光
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前後の文章を含んだ引用
......脱いで、長襦袢姿になり、邦彦の蒲団の上で足を投げ出した。政夫の顳顬の瘤はさらに膨れあがり、いっそう赤黒くなってきた。政夫は川ぞいの窓から夜の川を見おろしていた。流れ込むネオンの余光が、部屋の中を赤く青く交互に染めていく。不意の侵入者にあがり込まれ、邦彦は狭い四畳半の隅に膝をかかえて坐った。「いつごろからゲイに憧れるようになったんだってしつこく訊いてくるのよ。親はお前のことをどう......
単語の意味
余光(よこう)
余光・・・日没後に残っている光。残光(ざんこう)。
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昼間のネオンサインがうららかな昼の光りに淡く光っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
赤いネオンが金魚のようにゆらめく
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
花火のような色さまざまなイルミネーション
永井荷風 / ふらんす物語 amazon
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閃きのない老いた午後の日光の遊んでいる白い天井
宮本百合子 / 伸子
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(長い階段)蛇腹のように伸びた階段
落合 恵子 / 夏草の女たち amazon
階段が大蛇のようにうねる
里見 トン / 極楽とんぼ―他一篇 amazon
夜露に光を奪われた灯が、染みのようにぽつぽつと闇の中に浮いている
内田百けん / 烏「冥途」に収録 amazon
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秒単位で発着する長い列車は、よく訓練された我慢強い家畜のようにシステマティックに人々を吐き出し、そして吸い込み、ドアを閉めるのももどかしく次の駅へと向かう。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
(場末の盛り場)ビール瓶が山となって割れてあったりと、とにかく乱雑なものであって、まあよくゆや人懐っこく気取らぬ地域ではあるけれども
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
「大安売り」と赤と白に染めぬかれたのぼりが次々にはためいて、道をふちどっていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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玄関にはベルがついていなかった。玄関扉を叩いた。出てくることもなければ返事もない。少し強く叩くが、状況は変わらない。一歩下がって、その平屋を眺めてみた。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
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外に出ると夜道は雨上がりで黒く光っていた
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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