尾根道ときたら、まるで痩馬(やせうま)の背をあるくようなもので、二人ならんでは歩けない。
司馬 遼太郎 / 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 作品を確認(amazon)
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山道・峠道
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単語の意味
尾根(おね)
背(せ)
尾根・・・連なった山を遠くから見たときの、ある山の頂上と隣の山の頂上を結ぶ、一番高い線の部分。山稜(さんりょう)。
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山道・峠道の表現・描写・類語(道・道路のカテゴリ)の一覧 ランダム5
三十分ほど進んだところでアスファルトの舗装が突然消え失せ、道幅も半分になった。両側の暗い原生林が巨大な波のように車に向ってどっと押し寄せてきた。空気の温度が何度か下がった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
中腹に帯のようにひろがった道
円地 文子 / 妖 amazon
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この通りは旧道だけあって、米屋や作業服屋や釣具屋など、土地に合っているというよりは昔ながらの商店街の名残を感じさせるような店が多い。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
参観路の砂利は真夏の光りに灼け、私の運動靴の粗悪なゴム裏は、石のひとつひとつに粘ついた
三島由紀夫 / 金閣寺 amazon
全く時代とは絶縁された峠の旧道
岡本かの子 / 東海道五十三次
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