裾野に広がる緑が、雨に濡れて冴え冴えとした色を見せる
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雨の景色、視界
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単語の意味
冴え冴え(さえざえ)
裾野(すその)
冴える・冱える(さえる)
冴え冴え・・・1.とても澄んでいて、少しの陰りもないさま。晴れ渡っているさま。さわやかなさま。
2.冬の厳しい寒さが身にしみるさま。
2.冬の厳しい寒さが身にしみるさま。
裾野・・・山の下のほうの緩やかに傾斜したところ。
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雨の景色、視界の表現・描写・類語(雨・霧のカテゴリ)の一覧 ランダム5
お堂の濃い茶色が、煙るように距離をなくして父の後ろにそびえていた。土産物屋の色とりどりの色彩が、さみしく 濡れていた。
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
雨に煙ったサイドミラーの中にぽつんと灯っていた赤い色は、シクラメンだったのだろうか。それとも私を見送る彼女の傘だったのだろうか。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
濡れて光る小路が虹色に映る
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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「雨・霧」カテゴリからランダム5
外では冷たい雨が降り始めている。ラジオの天気予報は、静かな雨が翌日の朝まで降り続くことを告げている。秋雨の前線が太平洋の沖合に腰を据えたまま動きを見せない。時を忘れて孤独な考えに耽る人のように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
部屋の電気のスイッチを入れた。窓ガラスについた雨の雫が、白く光って見えた。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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