マムシは山椒に似たにおいを発している。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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蛇(へび)
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前後の文章を含んだ引用
......きは、マムシに嚙まれないように特に注意が必要だ。でも神去では、マムシのほうこそ気をつけたほうがいいと思う。ヨキが鼻をひくつかせながら気配をうかがっているからだ。マムシは山椒に似たにおいを発している。そのにおいを感知したとたん、ヨキは茂みをかきわける。マムシを生きたまま焼酎に漬けたり、さばいて蒲焼きにして食ったりするためだ。三郎じいさんによると、マムシの蒲焼......
単語の意味
蝮(まむし・はみ・たじひ)
蝮・・・クサリヘビ科の毒ヘビ。体は短小で、頭は三角形またはスプーン形。輪形で黒色の斑紋が多い。攻撃性が強くて毒は強力。強壮剤などになる。「はみ」「たじひ」は古名。
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