鯨の尾の肉の刺身と、内臓を湯がいて、ショウガを添えたものは《…略…》たしかにうまかった。ほとんど臭味がなく、内臓はプリプリした歯ざわりに富み、肉は柔らかでたっぷり脂肪がのっていて、マグロのトロよりうまい、というのは本当であった。
宇能 鴻一郎 / 味な旅 舌の旅 作品を確認(amazon)
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くじら
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単語の意味
鯨(くじら)
鮪(まぐろ)
鯨・・・1.クジラ目の哺乳類の総称。動物中最大の海獣。潮を吹く。後肢は退化し、前肢は鰭ひれ状、尾は尾鰭おびれ状で魚の形をしているが、魚と違って水平に広がる。種類が多く、歯のあるもの(歯クジラ)と、ないもの(ひげクジラ)とに分けられる。
2.鯨尺(くじらじゃく[=ものさしの一種])の略。
2.鯨尺(くじらじゃく[=ものさしの一種])の略。
鮪・・・1.サバ科マグロ属の回遊魚。長い紡錘形でで腹部が非常に太い。赤身の魚で食用。主に、刺身や寿司にして食べる。名前は目が大きく黒いので「目黒」が変化したとされる。
2.(魚市場に横たわる冷凍まぐろに似ていることから)横になったまま無反応で動かない人。とくに性行為中の女性にいう。
2.(魚市場に横たわる冷凍まぐろに似ていることから)横になったまま無反応で動かない人。とくに性行為中の女性にいう。
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(ターザン焼き)高温の油にさらされて内部の水分が飛び気圧が上がる。油から引き上げると冷えるにしたがって追い出した空気を吸い込む過程に向かう。その微妙な瞬間をとらえて甘辛のタレにつければ、びっくりするほど肉の内部までタレがしみこむ。
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火にかけられた鉄板の上に血の滴るような内臓(モツ)をのせ、二本の鋭利なフライ返しで細かく刻んでいく
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