TOP > 風景表現 > 店・施設 > 駅のホーム・駅の構内


カテゴリ検索 単語の意味
松本行きの特急列車はプラットフォームを離れた。彼はベンチに座ったまま、その明かりが線路を遠ざかり、スピードを上げながら夏の夜の奥に消えていくのを最後まで見届けた。最終列車の姿が見えなくなってしまうと、あたりは急にがらんとした。街そのものが輝きを一段階落としたようにも見えた。芝居が終り、照明が落とされた後の舞台のようだ。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 ページ位置:96% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
駅のホーム・駅の構内
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......るように見えた。彼が父親を喜ばせたのは、あるいは父親がそれほどはっきりと喜びを表に見せたのは、それが最初で最後だったかもしれない。 時刻表どおり九時ちょうどに、松本行きの特急列車はプラットフォームを離れた。彼はベンチに座ったまま、その明かりが線路を遠ざかり、スピードを上げながら夏の夜の奥に消えていくのを最後まで見届けた。最終列車の姿が見えなくなってしまうと、あたりは急にがらんとした。街そのものが輝きを一段階落としたようにも見えた。芝居が終り、照明が落とされた後の舞台のようだ。彼はベンチから立ち上がり、ゆっくり階段を降りた。 新宿駅を出て、近くにある小さなレストランに入り、カウンター席に座ってミートローフとポテトサラダを頼んだ。そして......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
ここに意味を表示
駅のホーム・駅の構内の表現・描写・類語(店・施設のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「店・施設」カテゴリからランダム5
むかしと少しも変らぬ商売をしている店
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
店・施設 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分