TOP > 風景表現 > 地上・陸地 > 崖・谷・断崖絶壁


カテゴリ検索 単語の意味
眩暈めまいを感じさせるような谿底
梶井基次郎 / 冬の蠅 ページ位置:60% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
崖・谷・断崖絶壁
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......あらわした。杉のが細胞のように密生している遙かな谿! なんというそれは巨大な谿だったろう。遠靄とおもやのなかには音もきこえない水も動かない滝が小さく小さく懸っていた。眩暈めまいを感じさせるような谿底には丸太を組んだ橇道そりみちが寒ざむと白く匍っていた。日は谿向こうの尾根へ沈んだところであった。水を打ったような静けさがいまこの谿を領していた。何も動かず何も聴こえない......
単語の意味
暈(かさ)
・・・1.光の輪。ときどき太陽を囲うようにできるドーナツ形の光。また、その現象。ハロ。
2.疲れたときに目の周りに出てくる黒いあざのようなもの。「暈」で「くま」とも読む。
ここに意味を表示
崖・谷・断崖絶壁の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
火山灰層の影が、名工の刻んだ天然の屏風
石森 延男 / コタンの口笛 第2部 amazon
斧で断ち割ったような谷
三浦 朱門 / 冥府山水図 amazon
このカテゴリを全部見る
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
危うい場所で見るとかくも風景とは美しく見えるものか
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon関連カテ見下ろした風景絶景・美しい風景
神去山が遠く、夕方の空に稜線を浮かびあがらせている。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
地上・陸地 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分