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今のうちこそ内へ、内へとこもっているが、火薬よりも強い不平と不満が皆の心の中に、つまりにいいだけつまっている
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:84% 作品を確認(青空文庫)
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不平不満・残念な気持ち
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前後の文章を含んだ引用
......「これでも跳ね起きられるかな」――威張んなの漁夫だった。 「かな――? 馬鹿。こっちは人数が多いんだ。恐れることはないさ。それに彼奴等が無茶なことをすればする程、今のうちこそ内へ、内へとこもっているが、火薬よりも強い不平と不満が皆の心の中に、つまりにいいだけつまっているんだ。――俺はそいつを頼りにしているんだ」 「道具立てはいいな」威張んなは「糞壺」の中をグルグル見廻して、 「そんな奴等がいるかな。どれも、これも…………」 愚......
単語の意味
不満(ふまん)
不満・・・満足できないこと。また、そのさまやそういう気持ち。不満足。
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全身を包む心地いい気だるさ
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
葉子はまた自分一人の心に帰ろうとしてしばらくじっと単調な陸地に目をやっていた。
有島武郎 / 或る女
暗い心を持つものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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