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(母には、)刀のように身が固くしまり、無駄など一切なく、貧しさを貧しさと感じることもない時代があった。
中上 健次 / 鳳仙花 作品を確認(amazon)
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生活苦・貧しい暮らし(日々)
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単語の意味
刀(かたな)
刀・・・刀剣のうち片刃(かたは[=片方だけに刃がある])のもの。諸刃・両刃(もろは)のものは「剣(けん・つるぎ)」という。「かたな」の音は「かたは」が転じたものとされる。
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生活苦・貧しい暮らし(日々)の表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
寝転んで新聞を見ていると、きまって目の行くところは、芸者と求妻と、貸金と女中の欄が目についてくる。
林芙美子 / 新版 放浪記
(米がない)朝も晩も、かぼちゃ飯で、茶碗を持つのがほんとうに淋しかった。
林芙美子 / 新版 放浪記
うす寒い空気と壁があるだけで、台所にも、一粒の米粒すらなさそうである。
吉川英治 / 治郎吉格子
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「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
上の学校へは行けずに、十三歳のときから世の中へ出て行ったほど貧しかった
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
もらった銭 は、いつも右から左へ人手に渡さなくてはなりませなんだ。
森鴎外 / 高瀬舟
口を閉じ、魚のように暮らす
柴田 翔 / されどわれらが日々― amazon
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