心臓が、空気銃で撃たれていまにも死にそうな小鳥の心臓のように、とくとくと小さく打っている
※備考※ 訳:浅岡夢二
サン=テグジュペリ / 星の王子さま ページ位置:82% 作品を確認(amazon)
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心臓の音・鼓動
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前後の文章を含んだ引用
......濡らして、水を飲ませました。もう何かを聞く気さえ失せていました。王子さまは、しばらくぼくを真剣な面持ちで見つめ、それからぼくの首に抱きついてきました。王子さまの心臓が、空気銃で撃たれていまにも死にそうな小鳥の心臓のように、とくとくと小さく打っているのが感じられました。王子さまは、こう言いました。――足りない部品が見つかってよかった。これで無事に帰れるね……。「どうしてそれを知っているんだい?」足りない部品......
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心臓が、空気銃で撃たれていまにも死にそうな小鳥の心臓のように、とくとくと小さく打っている
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掌に汗の流れるような感じがしたので眼をやると、血でした。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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