燃え盛る真っ赤な炎 | 火が燃える・炎の表現・描写・類語｜小説の言葉集

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燃え盛る真っ赤な炎

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燃え盛る真っ赤な炎

ふいごの口から、まっ赤な炎が、まるで竜の舌べらのようにふきだしていた。

小出正吾 / 逢う魔が時「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録　amazon

真っ赤な炎が水面を茜色に染める

石油ストーブの炎の青いゆらめきだけが、ぼっと薄く靄もやのようにけぶっている

宮本輝「道頓堀川（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ火が燃える・炎ストーブ

二人（ふたり）がそのあかしの前を通って行くときは、その小さな豆いろの火はちょうどあいさつでもするようにぽかっと消（き）え、二人（ふたり）が過ぎて行くときまた点（つ）くのでした。

宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜関連カテ火が燃える・炎火が消える

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火の壁をくぐって、亡霊のような人影がもつれ合いながらよろめき出る

光瀬龍 / 百億の昼と千億の夜　amazon

（３階のベランダから）印所が一望に見わたせた。三軒か四軒向こうからもうもうと黒煙が上がり、微風にのって大通りの方へ流れていた。きな臭い匂いが漂ってきた。

村上春樹 / ノルウェイの森　amazon

あたりはあいかわらずひっそりとしていて、そんな中で三人でロウソクを囲んでいると、まるで我々三人だけが世界のはしっこにとり残されたみたいに見えた。

村上春樹 / ノルウェイの森上　amazon

野火の煙が、回転する磁石の針のように揺れる

大岡昇平 / 野火　amazon

焦（こ）げ爛（ただ）れた餅の死骸

夏目漱石 / 吾輩は猫である関連カテお餅焦げる

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