TOP > 感情表現 > 興奮・気持ちが高ぶる


カテゴリ検索 単語の意味
夕刻近いシャンデリヤの仄白ほのじろい光は、人いきれで乳白によどんでいた。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:97% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
会場の熱気
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ということは、人々には稀有けうの機会だった。  オリーブ色の壁に彩色画が七八点エッチングが三十点ほど懸け並べられてあった。その前には人々は折り重なってのぞき込んでいた。夕刻近いシャンデリヤの仄白ほのじろい光は、人いきれで乳白によどんでいた。植木鉢の棕櫚しゅろの葉が絶えず微動している。押し合って移って行く見物の列から離れて、室内には三々五々塊を作って画家らしい連中が立話をしていた。  K・S氏夫妻は見物に来......
単語の意味
人熱れ(ひといきれ)
乳白色(にゅうはくしょく)
人熱れ・・・たくさん人が集まったときに感じる、体から熱気やにおいによる不快感。
乳白色・・・乳汁のように、わずかに黄色みのある白色。
ここに意味を表示
会場の熱気の表現・描写・類語(興奮・気持ちが高ぶるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ボーカルの一挙手一投足に会場は沸いた。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「興奮・気持ちが高ぶる」カテゴリからランダム5
数十年振りに少年のような気持になり、胸をときめかせた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
興奮・気持ちが高ぶる の表現の一覧 
感情表現 大カテゴリ
表現の大区分