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玄人はだし
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単語の意味
玄人跣(くろうとはだし)
玄人跣・・・素人にもかかわらず、玄人もはだし裸足で逃げ出すほど優れていること。素人が、その道の専門家もかなわないほど知識の豊富なこと。
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ありとあらゆる特定のジャンルに 素人 からプロまでいろんな人が心を傾けていて、ありとあらゆる奥深さがあり、 高尚 な気持ちからすごい下品さまですべてがふくまれていて、その気になれば人間は、それにかかりっきりになって人生のすべてを使うことができる……ということだ。 それが「道」というものなんだろう。
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
(花火職人)彼は、自分の心魂をつめこんだに等しい八寸玉の製作を終った。
吉川英治 / 銀河まつり
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身体を揉みほぐすのは、込み入った計算式を解いていくようなものだ、と陣治は言う。よくはわからない。足裏や膝や肩や手指を、圧したり撫でたり 捻ったりするうちに、凝りそのものの中枢に自然と届いていく。その感触が、重積分だの偏微分だのなんだかんだを繰り返して膨れ上がった数式が、結局は電圧と電流と抵抗の三要素からなる、中学生でも知っている単純な公式に収束していく過程に、なぜか似ていると感じるのらしい。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(数学者)言葉の代わりに数字を持ち出すのが博士の癖なのだと判明した。他人と交流するために彼が編み出した方法だった。数字は相手と握手をするために差し出す右手であり、同時に自分の身を保護するオーバーでもあった。上から触っても身体のラインがたどれないくらい分厚くて重く、誰一人脱がせることの不可能なオーバーだった。それさえ着ていれば、彼は取り敢えず自分の居場所を確保できた。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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