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雪子は、音もなく玄関から飛び出していった。  成瀬は目でその姿を追いながら、チーターのことを考えていた。チーターは、地上最速を誇る脚を持ちながらも、生存率は非常に低い。しなやかで美しいが、脆さも持っている。獲物から思わぬ反撃を受けて、怯えて退散するチーターを、テレビで観たことがあったが、今の雪子はまさにそれに似ていた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
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出掛ける(外に出る・飛び出す)
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前後の文章を含んだ引用
......成瀬は神妙にうなずく。それから受話器に口を戻す。「響野、おまえたちは、これから、こっちのマンションに来てくれないか。俺を迎えにきてほしいんだ」 そうしている間に雪子は、音もなく玄関から飛び出していった。 成瀬は目でその姿を追いながら、チーターのことを考えていた。チーターは、地上最速を誇る脚を持ちながらも、生存率は非常に低い。しなやかで美しいが、脆さも持っている。獲物から思わぬ反撃を受けて、怯えて退散するチーターを、テレビで観たことがあったが、今の雪子はまさにそれに似ていた。動揺を隠す余裕もなく、必死だった。 響野たちの乗った車は三十分ほどで到着した。マンション前のT字路で成瀬を確認して、停まった。「はじめから私たちをここに連れてく......
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姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
足・脚・肢(あし)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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