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便所にはいっている時だけが、私の体のような気がする。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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荒れた気持ちが穏やかになる
忙しい・多忙・慌ただしい
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前後の文章を含んだ引用
......んの声がしている。 あああの百合子と云う子供は私には苦手だ。よく泣くし、先生に似ていて、神経が細くて全く火の玉を背負っているような感じである。――せめてこうして便所にはいっている時だけが、私の体のような気がする。 (バナナに鰻 、豚カツに蜜柑 、思いきりこんなものが食べてみたいなア。) 気持ちが貧しくなってくると、私は妙に落書きをしたくなってくる。豚カツにバナナ、私は指で壁に......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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自分で勝手な用事を手に負えぬほど製造して苦しい苦しいと云うのは自分で火をかんかん起して暑い暑いと云うようなものだ。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
目が廻るくらいいそがしい
太宰治 / 人間失格
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目の前にふさがった壁に、突然亀裂が生じたのを感じた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
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