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復一の腕は伸びて、秀江の肩にかかった。秀江は軟体 動物のように、復一の好むどんな無理な姿態にも堪えて引寄せられて行った。
岡本かの子 / 金魚撩乱 ページ位置:49% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......対しても自分に対しても憐 みに堪 えないような気持ちになった。 名月や湖水を渡る七小町 これは芭蕉 の句であったろうか――はっきり判らないがこんなことを云いながら、復一の腕は伸びて、秀江の肩にかかった。秀江は軟体 動物のように、復一の好むどんな無理な姿態にも堪えて引寄せられて行った。 復一はそれとない音信を時々真佐子に出してみるのであった。湖水の景色の絵葉書に、この綺麗 な水で襯衣 を洗うとか、島の絵葉書にこの有名な島へ行く渡船に渡し賃が二銭足......
単語の意味
姿態・姿体(したい)
姿態・姿体・・・動きを含め、からだの線が作り出す見た目。体つき。
「態」は訓読みで「すがた、なり」と読める。
「態」は訓読みで「すがた、なり」と読める。
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美咲の薄い身体は、如月の腕の中にすっぽりと納まり、そのまま溶けて消えてしまいそうに思えた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
白い蛇のようにぴったりからまりあっている二つの体
胡桃沢 耕史 / ごきぶり商事痛快譚 (1) amazon
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(ジャネットが)男の手に持っていた風船玉を引ったくった。男は風船玉を奪い返すようなふりをしながらジャネットの手首を掴え、それから強い力で自分の方へ、くるりと廻して左に抱えてしまった。
岡本かの子 / 巴里祭
テーブルの上の塩入れや胡椒入れを引き寄せるみたいな、遠慮会釈のない手つきで体を引き寄せる
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綱でもひきよせているように、両手をかわるがわる動かし、(引き寄せる)
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