なんだか胸のあたりがじわーっと暖かくなってきました。とてもこわれやすい宝物を抱いているような気分でした。地球には、これ以上こわれやすいものはきっとなかったでしょう。
※備考※ 訳:浅岡夢二
サン=テグジュペリ / 星の王子さま ページ位置:74% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......て、キミが、キツネと同じ考え方をするんだもの。それから、少しすると、王子さまはウトウトしはじめました。そこで、ぼくは、王子さまを腕に抱くと、また歩き出しました。なんだか胸のあたりがじわーっと暖かくなってきました。とてもこわれやすい宝物を抱いているような気分でした。地球には、これ以上こわれやすいものはきっとなかったでしょう。ぼくは、月の光のもとで、王子さまの青ざめた額、閉じられた目、そして風にそよぐ巻き毛を眺めていました。そして、こう思ったのです。“いまぼくが見ているのは、単なる入......
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胸(むね)
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