音色に滴るような弾力があり脹らみがある
横光 利一 / 罌粟の中 作品を確認(amazon)
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音色に滴るような弾力があり脹らみがある
横光 利一 / 罌粟の中 amazon
(ボールペンの頭を机に打ち付けている、コツコツという規則的な乾いた音が)響きを欠いた孤独な音。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
砂時計の無慈悲なしたたりのように心をしめつける音
島尾 敏雄 / 島尾敏雄 amazon
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その時バイオリンがまた鳴った。今度は高い音(ね)と低い音が二、三度急に続いて響いた。それでぱったり消えてしまった。三四郎はまったく西洋の音楽を知らない。しかし今の音は、けっして、まとまったものの一部分をひいたとは受け取れない。ただ鳴らしただけである。その無作法にただ鳴らしたところが三四郎の情緒によく合った。不意に天から二三粒落ちて来た、でたらめの雹のようである。
夏目 漱石 / 三四郎 amazon
吉川英治 / 銀河まつり
ひっそりとして、真空のように閑(しず)か
木山 捷平 / 大陸の細道 amazon
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