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そよ、と吹いた風の行き先に目をやると、眼下の糸守湖がいかにも無関心そうに平和に凪いでいた。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:9% 作品を確認(amazon)
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凪・静かな海
風
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前後の文章を含んだ引用
......町で暮らしてくんやと思うよ」 どはあぁぁ、と私とサヤちんは深く溜息を吐く。こんなんだから女子にモテないのだ、こいつは。まあ私だって彼氏とかいたことないけれど。 そよ、と吹いた風の行き先に目をやると、眼下の糸守湖がいかにも無関心そうに平和に凪いでいた。 こんな町、本屋もないし歯医者もないし。電車は二時間に一本やしバスは一日に二本やし天気予報は対象地域外やしグーグルマップの衛星写真は未だにモザイクやし。コンビニ......
単語の意味
眼下(がんか)
凪ぐ(なぐ)
眼下・・・見下ろした辺り一面。
凪ぐ・・・1.風がやんで水面が静かになる。風や波がおさまる。
2.心が穏やかになる。和む。
2.心が穏やかになる。和む。
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ほとんど風のない午後。どこまでも拡がる水色の透明なビニールのようになった水面
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
くたびれたように海が黙る
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
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前後左右に吹きめぐる風
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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西風がわずかに乾いた砂をさらさらと掃くようにして吹いている。
長塚 節 / 土 amazon
風がまた吹いて来て窓ガラスはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。
宮沢賢治 / 風の又三郎
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かもめが遠くを飛んで行く。飛行機みたいに光っていた。
よしもとばなな / 姉さんと僕「まぼろしハワイ」に収録 amazon
海は黒くもりあがっていて、海のおそろしいまでな情熱が私をコウフンさせてしまった。
林芙美子 / 新版 放浪記
波が上げる飛沫(しぶき)は曇った朝景色の中の鮮やかな白
三島 由紀夫 / 潮騒 amazon
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