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角立かどだった波をあげて、岸を目がけて終日攻めよせている
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:29% 作品を確認(青空文庫)
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海岸・砂浜・波打ち際
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前後の文章を含んだ引用
......光を、地面は胸を張り広げて吸い込んでいる。君の住む岩内の港の水は、まだ流れこむ雪解ゆきげの水に薄濁るほどにもなってはいまい。鋼鉄を水で溶かしたような海面が、ややもすると角立かどだった波をあげて、岸を目がけて終日攻めよせているだろう。それにしてももう老いさらぼえた雪道を器用に拾いながら、金魚売りが天秤棒てんびんぼうをになって、無理にも春をよびますような売り声を立てる季節にはなったろう。浜には津軽つがる......
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終日(しゅうじつ・ひねもす・ひめもす・ひすがら・ひもすがら)
終日・・・一日中。朝から晩まで。まる一日。
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塩からい風がやっと司祭の肉のそげ落ちた頰をなぜる。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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