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うねって来る色テープの浪。繽紛 と散る雪紙の中で、
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置：39% 作品を確認（青空文庫）
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クラッカー（パーティー）
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前後の文章を含んだ引用
......そしてそこでも、ここでも、嘻々 として紙の冠 りものを頭に嵌 めて見交し合う姿が、暴動のように忽 ち周囲を浸した。 「おかあさん、何？ 角笛 、これ代えたげる冠りなさい」 うねって来る色テープの浪。繽紛 と散る雪紙の中で、むす子は手早く取替えて、かの女にナポレオン帽を渡した。かの女は嬉 しそうにそれを冠った。ジュジュ以外のものも、銘々当った冠りものを冠った。ジュジュには日本の毛毬 が......
単語の意味
浪（なみ・ろう）
うねる（うねる）
浪・・・１．波。
２．波のように移ろって定まらない。行方が決まらずさまよう。「浪人」
２．波のように移ろって定まらない。行方が決まらずさまよう。「浪人」
うねる・・・大きく緩やかに曲がりくねる。大きく緩やかに上がったり下がったりする。また、そのような状態が続くことや、そのような状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。
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うねって来る色テープの浪。繽紛 と散る雪紙の中で、
岡本かの子 / 母子叙情
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