日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 人物表現 > 人の印象 > 混雑している・雑踏・人混み

群衆が潮のごとく進む

この表現が分類されたカテゴリ

混雑している・雑踏・人混み

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

ここに意味を表示

混雑している・雑踏・人混みの表現・描写・類語（人の印象のカテゴリ）の一覧ランダム５

真黒に群れた人波を分けて

林芙美子 / 新版　放浪記関連カテ混雑している・雑踏・人混み人波をかき分ける

入れこみの店内で、二人とも大声に語り合う。他人が見たら、喧嘩をしているように見えるそうだが、笑い声がきこえるので、「そうではないらしい」　と、わかる

池波正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ大声混雑している・雑踏・人混み

講堂は、捜査員で埋め尽くされていた。

翔田寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録　amazon

（集団が去る）大森海岸あたりの、古下駄とか猫の死骸とかゴム製品とか、そんなような汚いものを一面に浮べた真黒な波が退くような感じで、二階の一団は稽古をすませて去って行った。

高見順 / 如何なる星の下に　amazon関連カテ立ち去る混雑している・雑踏・人混み

足の踏み場もなく、僕たちの傍では、始終誰かと誰かがぶつかっては文句を言い合ったり謝まり合ったりしていた。

村上春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録　amazon

このカテゴリを全部見る

「人の印象」カテゴリからランダム５

群衆が怒涛のごとく迫り来る

ふがいない。

最高権威者だった。彼がいいと云えば、絶対性をもって決定する。

松本清張 / 美の虚像「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録　amazon

中年を過ぎた落付きを持っている

岡本かの子 / 金魚撩乱関連カテ落ち着いた印象の人おじさん

差し出された名刺で、黒崎俊一という名を知った。姓も名も、字のかたちも、音の響きも十和子には好ましかった。黒崎俊一という姓名に、逆らい難い特別な啓示が秘められているような気さえしたのだ。

沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録　amazon

「密度・集団」カテゴリからランダム５

雪だるまのように、漁夫達のかたまりがコブをつけて、大きくなって行った。

小林多喜二 / 蟹工船

足の踏み場もなく、僕たちの傍では、始終誰かと誰かがぶつかっては文句を言い合ったり謝まり合ったりしていた。

村上春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録　amazon

人が黒山のように集まる

かなり大きな乗換駅で、潮が引くように行楽帰りの家族連れが降りてゆき、蒸していた車内は涼しい風が吹き込むようにゆとりが出来た。

向田邦子 / 犬小屋「思い出トランプ（新潮文庫）」に収録　amazon

平日の、午後のデパート。外が見下ろせるティールームはがらがらだった。

吉本ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ店内の雰囲気閑散・人気（ひとけ）がない

同じカテゴリの表現一覧

人の印象の表現の一覧　

密度・集団の表現の一覧　

人物表現大カテゴリ

表現の大区分