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卑屈なくらい腰が低く、如才のない態度だった。新聞や雑誌記者などに愛想がよく、いかにもこれから引立ててもらうのに熱心な新人にみえた
松本 清張 / 美の虚像「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 ページ位置:36% 作品を確認(amazon)
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媚びる・卑屈・ぺこぺこする
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前後の文章を含んだ引用
......られた頃は、たしか二十七、八歳であった。だから現在は四十歳くらいになろう。都久井も、その小坂田二郎に何度か会って知っている。瘦せぎすの、色の浅黒い男で、はじめは卑屈なくらい腰が低く、如才のない態度だった。新聞や雑誌記者などに愛想がよく、いかにもこれから引立ててもらうのに熱心な新人にみえたが、しまいごろになるとかなり傲慢な態度に変っていて、自分以外に天才はないという顔つきをして人々をおどろかした。しかも、これからの画壇は自分が主流になってゆくよう......
単語の意味
卑屈(ひくつ)
腰(こし)
卑屈・・・必要以上に自分を低く評価すること。また、そうしていじけることやその様子。
・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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