黙る・沈黙の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
それきり桜(人名)は口を閉ざした。今日喋る分については、すべて使ってしまったとでもいうように、押し黙った。まるで、本物の桜の樹になったかのように、静かだった。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
そのときまでに決めておいてよ」 そう言って、希美子は弁当のからあげを口いっぱいに頬張った。これ以上何も話す気はないし、聞く気もないと言わんばかりに。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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信号が青になった途端、愛子と大地は同時に走り出した。「危ないって!」後ろから聞こえてくる大人たちの声が、ふたりの汗ばんだ背中をつるりと滑り落ちていく。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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