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肌の傷・怪我の表現・描写・類語(健康・体調・病気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
冷えれば、しもやけはじりじりと凍ってきて、重く刺すように痛む
幸田 文 / おとうと amazon
ぱっくり開いた(顔の)傷口のようすは、たとえば地底旅行をしているようなもので、普段見慣れたおのれの顔の下にひそんでいる異界の光景だ。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
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「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(歯医者の診察台)円盤型の巨大な電灯から降ってくる光が頰に当たって熱かった。
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
(アル中患者の快復した肝臓)「あんたの肝臓を一番うまく言いあらわすとするなら、陶器の壺だな《…略…》それも、ちゃんとした壺じゃない。一回床に上から落としてバラバラになった奴を、ジグソーパズルみたいにもう一回はめ合わせて元の形にもどした壺だ。接着剤を使わずに、凸凹のはまり込み具合だけで復元した壺だ。一見すると、ちゃんとした壺に見えるだろう。《…略…》近くに寄って見ると、無数の亀裂がはいってるんだ。《…略…》一度割れた壺は、二度と元の壺にはもどらない、ということだ。ほんの少しの力(アルコール)で押しただけで、こいつはもとの破片にもどってしまう。」
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
純の腕の中にリエは濡れた雑巾のようにぐったりしていた。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
だらしのない男で、つまらぬ女に引っかかったり
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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