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三月ともなると、ウドの出盛りである。早春の山菜らしい特有の芳香があり、淡白で、そこはかとない甘味を感じさせる。日本人だけに理解されるわが国独特の野菜である。野菜としてのウドは、野生種の山ウドを採取して栽培したにすぎないが、いつまでも山菜らしい香りが残っている。新芽どきの山ウドはかれんだが、日がたつにつれて茎はたくましく伸び、まさしくウドの大木のように役に立たないしろものに化してしまう。
草川 俊 / 野菜・山菜博物事典 作品を確認(amazon)
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芳香(ほうこう)
甘味(あまみ・かんみ)
そこはかとなく
早春(そうしゅん)
春の山(はるのやま)
芳香・・・芳(かぐわ)しい香り。いい匂い。素敵な香り。
甘味・・・味覚のひとつで、あまい味。あまい食べ物。あまさの程度。
そこはかとなく・・・理由や原因ははっきりと分からないが何となく。どこがどうという理由はないけど、そんな雰囲気があるさま。
早春・・・春の初め。2月から3月初めのころ。初春。浅春(せんしゅん)。
春の山・・・木の芽が萌えて、花が咲き、霞んで見えるなど、春の装いをした山。
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