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火のような反抗心
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:18% 作品を確認(青空文庫)
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反抗する・反発する
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前後の文章を含んだ引用
......少しばかりあるだけだ。それを叔母は容赦もなくそこまで切り込んで来ているのだ。白紙のようなはかない寂しさと、「裸になるならきれいさっぱり裸になって見せよう」という火のような反抗心とが、むちゃくちゃに葉子の胸を冷やしたり焼いたりした。葉子はこんな心持ちになって、先ほどの手紙の包みをかかえて立ち上がりながら、うつむいて手ざわりのいい絹物をな......
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反抗する・反発するの表現・描写・類語(対立・敵対のカテゴリ)の一覧 ランダム5
本能的な逆の力と争いはじめました。
梶井基次郎 / 橡の花
火のような反抗心
有島武郎 / 或る女
私は今の今まで全力を挙げて抵抗して来た。全身の血を逆行させて、冷たい汗と、熱い涙のあらん限りを絞って闘って来た。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
母は、伸子が軽く押すのをこばむように、足に力を入れた。
宮本百合子 / 伸子
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「対立・敵対」カテゴリからランダム5
デパートも内部はすっかり焼けて外郭だけが残っているのである。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
この数日の戦闘に彼らは蠅のように容易に、蠅のようにきりなく殺されていった。
石原 慎太郎 / 行為と死 amazon
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