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(爽やかな空気が)鼻の穴からおなかの底まで、ずーっとしみわたって、まるで全身が透明人間になってしまいそうな感じ
小出 正吾 / ジンタの音「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録 作品を確認(amazon)
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深呼吸・大きく息をする
綺麗な、澄んだ空気
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深呼吸・大きく息をするの表現・描写・類語(呼吸のカテゴリ)の一覧 ランダム5
男が大きく息を吐く音が聞こえた。深い井戸の底から立ち上るゆっくりと太い吐息だった。それから次に息を大きく吸い込む音が聞こえた。森の樹木のあいだを吹き抜ける烈風のごとく荒々しく不穏だ。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
(全身の筋肉を使って、深く繰り返す呼吸)呼吸は通常の呼吸ではなかった。身体全体をくまなく使って行われる、特別な目的と機能を持った呼吸だった。肩胛骨と横隔膜が大きく動き、拡大収縮している様が思い浮かぶ。《…略…》長く厳しい訓練によってしか習得することのできない特殊な呼吸法だ。《…略…》やがて大きな機械が操業を終えるときのように、呼吸が段階を踏んで止んだ。呼吸と呼吸とのあいだの間隔が徐々に長くなり、最後にすべてを絞りきるように長く息が吐き出された。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
まるで体中が肺ででき上った人形ででもあるように、幾度も幾度も飽かずに深呼吸をしている
葉山 嘉樹 / 海に生くる人々 amazon
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綺麗な、澄んだ空気の表現・描写・類語(雰囲気・空気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
プラットフォームに下り立つと、僕は思い切り体を伸ばして深呼吸をした。肺が縮み上がりそうなほど空気は澄んでいた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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部屋は力に満ちた感じだった。明るいような、暖かいような。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
何となく弟に押されて、全員のムードが彼よりに傾いていった。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
部屋中を満たすなんともいえない空気にすら耐えられなかった。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
獣の息遣いが背後に迫っている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
その日の夕食のメニューにとってつけたように加わった野菜サラダの味を私は一生忘れられないと思う。重い味だった。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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