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ふくらはぎはまっすぐでたゆむ肉もなく、乾いた魚の腹のようであった。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:85% 作品を確認(amazon)
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すね・ふくらはぎ 痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......、伸ばした足の親指の付け根からパンストが破けており、そこから見える巻子の足の皮膚は白く乾燥してかさかさで、かかとのまるみもその繊維の膜の下でささくれだっており、ふくらはぎはまっすぐでたゆむ肉もなく、乾いた魚の腹のようであった。 緑子はしばらく巻子を見ていたが、何にも云わずに電子辞書を持って台所へ行き、引き出しにもどして、電気も点けんと暗い流しの前に立って、水を流してるようやった。蛇口......
単語の意味
腹(はら)
膨ら脛・脹ら脛・膨脛・脹脛(ふくらはぎ)
・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
膨ら脛・脹ら脛・膨脛・脹脛・・・足の脛(はぎ、=すね)の後方の、膨・脹(ふく)らんでいる部分。すねの後ろ側の柔らかい部分。腓(こむら)。
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