畑から摘み取ったばかりの証拠にシャンとした緑の葉が掻敷になっている
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いちご
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単語の意味
掻敷・改敷(かいしき)
掻敷・改敷・・・料理の下に敷く植物の葉。
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苺の花がこぼれたように咲いている。白い小さな花で、おまけに地べたにこびりついて咲くので、どうかすると脚に踏まれそうだ。女にも娘のうちは、内気で、きゃしゃで、一向目にも立だなかったのが、人の妻となって、子供でも産むと、急にはしゃいで、おしゃべりな肥大婦になり、どうかすると亭主の頭に手をやりかねないようになるのがあるものだ。苺もそれで、花のうちはあんなにつつましいが、一度実を結ぶと、だんだん肥えて赤ら顔になり、よそ事ながら気恥かしくなるほど尻も大きく張って来るものだ。その苺もやがて紅く熟して来る。
薄田 泣菫 / 艸木虫魚 amazon
(寒中の苺を眺めて)春の息吹きを吸うような胸のときめきを感じた
森田 たま / もめん随筆 amazon
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なんて艶やか!紫がかった果皮の中に白いネットリした果肉が美しく納まっている
雁屋哲 / 美味しんぼ55巻 amazon
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