暗涙に咽ぶ
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悲しくて泣く
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単語の意味
咽ぶ(むせぶ)
暗涙(あんるい)
咽ぶ・・・こみ上げてきた喜びや悲しみに、息を詰まらせて泣く。また、食べ物や香り、ほこりなどで息がつまりセキが出る。むせる。
暗涙・・・人に気づかれずに流す涙。
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地底に吸いこまれて行くような絶望感
田宮 虎彦 / 荒海 amazon
愛する人たちともいつまでもいっしょにいられるわけではないし、どんなすばらしいことも過ぎ去ってしまう。どんな深い悲しみも、時間がたつと同じようには悲しくない。
吉本 ばなな / そののちのこと(文庫版あとがき)「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
満喜江と寝ている事に何の感動もなかった。《…略…》汽車の時間を待ち合わせているような空虚な時間が過ぎて行くだけだ。
林 芙美子 / 牛肉「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
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一途にひたすらに泣きわめく。驟雨でも来たようで、一種の壮観を呈する。
石坂 洋次郎 / 暁の合唱 amazon
しょっぱい涙が頬の傷に触れ、ひりひりと痛んだ
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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