TOP > 人物表現 > 表情・顔に表れた気持ち > あざ笑う・あきれて笑う
眉を顰 めながら、嘲笑 つた。
芥川龍之介 / 芋粥 ページ位置:53% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
あざ笑う・あきれて笑う
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......こから別れて、京都へ独り帰つて来た事であらう。 「利仁が一人居るのは、千人ともお思ひなされ。路次の心配は、御無用ぢや。」 五位の狼狽するのを見ると、利仁は、少し眉を顰 めながら、嘲笑 つた。さうして調度掛を呼寄せて、持たせて来た壺胡籙 を背に負ふと、やはり、その手から、黒漆 の真弓 をうけ取つて、それを鞍上に横へながら、先に立つて、馬を進めた。かうなる以......
単語の意味
顰める(しかめる)
顰み・嚬み(ひそみ)
嘲笑(ちょうしょう)
顰める・・・嫌な気持ちになったときに、眉間の部分にしわを寄せること。不快を表す表情を作るときの顔の動き。
顰み・嚬み・・・悩んだり苦痛だったりしたときに眉間にしわを寄せること。また、そのしわ。
嘲笑・・・相手をあざけり笑うこと。馬鹿にして笑うこと。
ここに意味を表示
あざ笑う・あきれて笑うの表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
引攣 ったように嗤いはじめた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「嫌い」カテゴリからランダム5
「安心する」カテゴリからランダム5
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
母の輪郭はくっきりしていて、自信にみなぎっていて
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
かすかな笑みに変わった。しかし、無理に笑っているのがありありと分かり、尋恵は胸が痛んだ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
嫌い の表現の一覧
安心する の表現の一覧
表情・顔に表れた気持ち の表現の一覧
笑う・笑み の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ