食卓の上に、セルロイドを小さな短冊に切って一束にした〔品がき〕があって、これをめくりながら、食べるものを決める。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:29% 作品を確認(amazon)
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......がぐるりとまわっている。 二階にも客座敷があるけれど、むかしから私は、この入れこみで酒食をするのが好きであった。 気がおけなくとも、塵ひとつとどめぬ店である。 食卓の上に、セルロイドを小さな短冊に切って一束にした〔品がき〕があって、これをめくりながら、食べるものを決める。先ず酒をはこんでもらい、突出しでゆっくりとのみながらと、そのときの躰の調子に合わせて口へ入れるものをきめてゆくたのしさも、この店のおかみさんや女中たちの行きとど......
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食卓の上に、セルロイドを小さな短冊に切って一束にした〔品がき〕があって、これをめくりながら、食べるものを決める。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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