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鮒のように喘いで
室生 犀星 / 杏っ子 作品を確認(amazon)
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喘ぐ・息を切らせる・荒い息
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単語の意味
喘ぐ(あえぐ)
鮒(ふな)
喘ぐ・・・1.苦しむように息をする。息を切らす。
2.貧しさや精神的なプレッシャーに苦しんで悩む。
2.貧しさや精神的なプレッシャーに苦しんで悩む。
鮒・・・コイ科フナ属、形は鯉(こい)に似た小形の淡水魚。鯉と違い口ひげはない。背中は薄黒く、腹は暗い白色。観賞魚の金魚も鮒(ふな)の変種。
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喘ぐ・息を切らせる・荒い息の表現・描写・類語(声・口調のカテゴリ)の一覧 ランダム5
胸や腹に波の起伏のような烈しい呼吸を打たせ
石坂 洋次郎 / 山のかなたに (1954年) amazon
息が切れた。しかし煙草をやめたおかげで悪くない息の切れ方だった。喉にひっかかるような嫌な感じがない。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
私は息切れがして往来の上で立ち留った。呼吸困難。これはじっとしていなければいけないのである。
梶井基次郎 / 闇の絵巻
フウハア、フウハア、とラマーズ法を練習中の妊婦よろしく荒い息をつく。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「声・口調」カテゴリからランダム5
もどかしいほどゆっくりした喋り方
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
ガムでも嚙みながら喋っているような、異様に粘っこい声
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
さっき、意を決して言おうとしたことを口にしかけたが、言葉は会話の流れに乗って、勝手に脇に逸れてしまった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
「呼吸」カテゴリからランダム5
湯気のような息に睫毛を湿らせて
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
女のかすかな溜息だった。近かった。やはり、息をひそめていたのだ。柔らかい吐息だった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
声を立てまいとしても押え切れない声が両手の下から咽 び出た。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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