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草原はあまりに広く、羊はピクニックの昼食どきみたいな感じでばらばらに散らばっていた
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
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離れ離れ・ばらばら
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前後の文章を含んだ引用
......だ。それ以外には何もない。 僕はテーブルの上にその写真を放り投げ、煙草を一本吸ってあくびをした。それからもう一度写真を手に取り、今度は羊の数を数えてみた。しかし草原はあまりに広く、羊はピクニックの昼食どきみたいな感じでばらばらに散らばっていたので、遠くの方に行けば行くほどそれが羊なのかそれともただの白い点なのかは不明確になり、そのうちにただの白い点なのかそれとも目の錯覚なのかが不明確になり、最後には......
単語の意味
草原(そうげん・くさはら)
羊(ひつじ)
草原・・・一面に草が生えている広い野原。
羊・・・ウシ科の哺乳動物。ヤギに似た、中型の大人しい家畜。らせん形の角がある。毛は灰白色で、柔らかくて巻き縮む。性質は臆病で、集団をつくって生活する。毛は毛織物の原料で、肉は食用。
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草原はあまりに広く、羊はピクニックの昼食どきみたいな感じでばらばらに散らばっていた
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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万が一、彼女が須藤勲殺害事件と関わりがあったとすれば、その先には、信じがたい深淵が黒々とした開口部を見せつけてくることになるのだ。当時わずか七歳だった尾畑理恵が、弟の死に関わったという可能性である。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
うわべだけの作法が礼儀ではないことは、音が音楽と同一ではないのと同じ
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
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