(ツバメ)気高くのびやかに皐月の風に乗って舞い飛び、ぱちぱちと口ばしを鳴らして虫をくわえる
松本侑子 / 植物性恋愛 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
鳥類
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
皐月(さつき・こうげつ)
燕(つばめ・つばくら・つばくろ・つばくらめ)
皐月・・・陰暦5月の異名。田植えをする月であることから「早苗月(さなへつき)」と言っていたのが短くなったもの。また、「サ」という言葉自体に田植えの意味があり、「さつき」だけで「田植の月」になるとする説もある。「皐」には、「神に捧げる稲」の意味がある。早苗月。五月(さつき)。
燕・・・ツバメ科の鳥。背や翼は光沢ある青黒色で、顔と喉(のど)は栗色、腹は白色の渡り鳥。尾は長く、二つに割れている。日本には春にやってきて民家に巣を作る。秋に去る。作物や樹木の害虫を捕食する、代表的な益鳥(えきちょう)。
ここに意味を表示
鳥類の表現・描写・類語(鳥類のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ツバメ)気高くのびやかに皐月の風に乗って舞い飛び、ぱちぱちと口ばしを鳴らして虫をくわえる
松本侑子 / 植物性恋愛 amazon
鳩一流のどこにあてがあるともない飛び方で舞っていた。
梶井基次郎 / 城のある町にて
バネじかけで動くブリキ細工のオモチャのようにギクシャクと羽を動かすエトピリカ(海鳥の一種)
本多 勝一 / きたぐにの動物たち amazon
ここから遠 くてまるで見 えなくなるまでひと息 に飛 んでゆく
宮沢賢治 / いちょうの実
このカテゴリを全部見る
「鳥類」カテゴリからランダム5
足元にカラスが舞い降りて、如月を何か言いたげな目つきで見上げていた。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
夜鷹 が 堅い木を打ち合すような 烈しい 響きをたてて鳴き始めた。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
池の方で水鳥が、くゎ、くゎ、と鳴き叫び、やがて三四羽続けて水を蹴 って立つ音が聞える。
岡本かの子 / 雛妓
雀の群れが不揃いに電線にとまり、音符を書き換えるみたいにその位置を絶えず変化させていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
同じカテゴリの表現一覧
鳥類 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ