(ふたご座)小さな水晶 ででもこさえたような二つのお宮
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜 ページ位置:76% 作品を確認(青空文庫)
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星
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前後の文章を含んだ引用
......きげんが直 っておもしろそうにわらって女の子に答えました。 「あれきっと双子 のお星さまのお宮 だよ」男の子がいきなり窓 の外をさして叫 びました。 右手の低 い丘 の上に小さな水晶 ででもこさえたような二つのお宮 がならんで立っていました。 「双子 のお星さまのお宮 ってなんだい」 「あたし前になんべんもお母 さんから聞いたわ。ちゃんと小さな水晶 のお宮 で二つならんでいるからきっ......
単語の意味
水晶・水精(すいしょう)
水晶・水精・・・クオーツ(Quartz)の和名。大きく結晶した石英(せきえい[=二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物])のこと。普通は無色透明で、不純物が混ざると色が付く。硬度7。4月の誕生石。
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星が無数の熟れた果実のように大きく美しい
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
星がラッパを吹いている。 突きさしたら血が吹きこぼれそうだ
林芙美子 / 新版 放浪記
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頭上には大海のように夜空が広がっている。
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月が欠けるに随 って、K君もあんな夜更けに海へ出ることはなくなりました。
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眼下には、輝く絨毯みたいな雲がいちめんに広がっている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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