TOP > 暮らしの表現 > 暮らし・生活 > 平和(平凡)に暮らす・穏やかな日々
毎日毎日安逸な生を食傷するほどむさぼって一生夢のように送っている
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:58% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
平和(平凡)に暮らす・穏やかな日々
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......そして惨 めだ。なんだって人間というものはこんなしがない苦労をして生きて行かなければならないのだろう。 世の中には、ことに君が少年時代を過ごした都会という所には、毎日毎日安逸な生を食傷するほどむさぼって一生夢のように送っている人もある。都会とは言うまい。だんだんとさびれて行くこの岩内の小さな町にも、二三百万円の富を祖先から受け嗣 いで、小樽 には立派な別宅を構えてそこに妾 を住まわせ、自分......
単語の意味
安逸・安佚(あんいつ)
貪る(むさぼる)
安逸・安佚・・・気軽に時を過ごすこと。のんびりぶらぶらと遊んで暮らすこと。
貪る・・・終わることなく欲しがり続ける。満足することなく一つの行為を続ける。
ここに意味を表示
平和(平凡)に暮らす・穏やかな日々の表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
生活が温室じみた幸福に暖められる
円地 文子 / 朱(あけ)を奪うもの amazon
ニュースらしいニュースのない日曜日だった。こういう日の夕方のニュースには大抵動物園の風景が出てくる。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
とぐろ巻いて暮す
宮本百合子 / 伸子
イビツな男とニンシキフソクの女では、一生たったとて白い御飯が食えそうにもありません。
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
暮らし・生活 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ