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夜の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
昼間の日のほとぼりがまだ斑 らに道に残っている
梶井基次郎 / 冬の蠅
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室内の雰囲気の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
八十平方メートルの結界の内側で、(帰りを待っている)
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(古い造りの平屋)昔の家だからか、天井が低く、全体的にこぢんまりしている。玄関の正面にある襖は閉じられていて、にな川はその襖の脇にある磨りガラスの敷居戸を開けた。薄暗い板張りの細長い廊下が長く続いていて、靴下を通して、板廊下の冷たさが足の裏に染みてくる。今が初夏だということを忘れさせてくれる家だ。廊下の奥にある引き戸の先には、日当たりの悪い狭い庭があり、《…略…》庭には盆栽や古雑誌、旧式の小さな洗濯機や物干し竿なんかがあって、さしずめ屋根のない物置きといったところ。足元の生えっ放しの雑草には、蚊が群がっている。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
品のいい家具や調度品が置かれていた。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
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室内からの外の眺めの表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
林芙美子 / 新版 放浪記
窓枠と、隣の軒とで切り取られた、白っぽい長方形の空が、まるで刑務所の延長のように見えた。
安部 公房 / 他人の顔 amazon
(夜の)庭に面したサッシの大ガラスにうつる自分を見ていた。 中が明るいので庭はほとんど見えない。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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「室内のようす」カテゴリからランダム5
電気が消えると、尾崎の部屋は宇宙になる。高校のときに夏休みの課題で作ったというへたくそなプラネタリウムがぐるぐるぐると回って、尾崎の体を星が通っていく。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
予想をはるかに上回って何もない部屋だった。本人を反映した物品が何もない。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
街では星をいっぱい浴びて
林芙美子 / 新版 放浪記
そろそろ暑い陽がのぼりはじめてきた。
林芙美子 / 新版 放浪記
あや目も知れない闇 の中から、硫黄 が丘 の山頂――右肩をそびやかして、左をなで肩にした――が雲の産んだ鬼子のように、空中に現われ出る。鈍い土がまだ振り向きもしないうちに、空はいち早くも暁の光を吸い初めたのだ。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
まだニワトリすら鳴いていない時間
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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