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道の傍らには小さなあざがあって、そこから射して来る光が、道の上に押しかぶさった竹藪たけやぶを白く光らせている。竹というものは樹木のなかで最も光に感じやすい。山のなかの所どころにれ立っている竹藪。彼らは闇のなかでもそのありかをほの白く光らせる。
梶井基次郎 / 闇の絵巻 ページ位置:61% 作品を確認(青空文庫)
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山道・峠道
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......がっている。溪沿いに大きな椎の木がある。その木の闇はいたって巨大だ。その下に立って見上げると、深い大きな洞窟どうくつのように見える。ふくろうの声がその奥にしていることがある。道の傍らには小さなあざがあって、そこから射して来る光が、道の上に押しかぶさった竹藪たけやぶを白く光らせている。竹というものは樹木のなかで最も光に感じやすい。山のなかの所どころにれ立っている竹藪。彼らは闇のなかでもそのありかをほの白く光らせる。  そこを過ぎると道は切り立った崖を曲がって、突如ひろびろとした展望のなかへ出る。眼界というものがこうも人の心を変えてしまうものだろうか。そこへ来ると私はいつも今......
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