海を渡る時は、途中からひどい嵐になって、青い波が、キャベツ畑のように、渦を巻いて見えた。
林 芙美子 / めかくし鳳凰「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 作品を確認(amazon)
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波
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波の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
さわさわさわさわと波がしらのあわつぶが美しい音楽を残して消えていく
灰谷 健次郎 / 海になみだはいらない amazon
川波の頭が削いだように三角
幸田 文 / おとうと amazon
白い 牙 のような波の歯をむきだしている冷たい海
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
波のうねりがまくれ込み、白くくだけて崩れ落ちながら、砂の傾斜に目もくらむほどの早さで走り上がってくる
島尾 敏雄 / 出孤島記 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
岡本かの子 / 渾沌未分
波が私の足を白い死んだ貝殻のよう見せ
三島由紀夫 / 仮面の告白 amazon
大川の満 ち干 の潮がひたひたと窓近く感じられる河沿いの家
岡本かの子 / 河明り
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