扉を押して一歩入ると甘酸っぱい空気で、広いホールは薄暗い照明だが、人熱れでむせかえっていた
芝木好子 / 慕情の旅(青春の行方) 作品を確認(amazon)
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室内の雰囲気
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単語の意味
熱れる(いきれる)
人熱れ(ひといきれ)
熱れる・・・人の息や体温、生い茂った草木から出る熱気で蒸されるように感じること。
人熱れ・・・たくさん人が集まったときに感じる、体から熱気やにおいによる不快感。
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室内の雰囲気の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
装飾というものがない、狭い正方形の部屋だった。申し訳程度の小さな窓が庭に向かって開いている。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
部屋にある物一つ一つが、彼女の話にじっと耳を傾けているような気がした。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
谷間のようにくらいへこんだ部屋
野間 宏 / 真空地帯 amazon
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油じみた襟元 を思い出させるような、西に出窓のある薄ぎたない部屋
有島武郎 / 或る女
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