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霧はだんだんと薄らいで来た。そうして、森や草叢くさむら木立こだちの姿が、朝日の底からあざやかに浮き出して来る
横光利一 / 日輪 ページ位置:52% 作品を確認(青空文庫)
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霧・かすみ・もや
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前後の文章を含んだ引用
......からはずれかかった一連の勾玉が、へし折れた羊歯の青い葉の上で、露に濡れて光っているのが眼についた。彼はそれをはずして自分の首へかけ垂らした。        十七  霧はだんだんと薄らいで来た。そうして、森や草叢くさむら木立こだちの姿が、朝日の底からあざやかに浮き出して来るに従って、煙の立ち昇る篠屋しのやからは木を打つ音やさざめく人声が聞えて来た。しかし、石窖いしぐらの中では、卑弥呼ひみこは、格子を隔てて、倒れている訶和郎かわろの姿を見詰めていた。数日の間......
単語の意味
薄ら(うすら)
草叢・叢(くさむら)
朝日・旭(あさひ)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
薄ら・・・ほんの少し。かすか。
草叢・叢・・・草が群がり、生い茂った所。
朝日・旭・・・朝に昇る大陽。日の出。旭日(あさひ・きょくじつ)。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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