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ほっと、脇息 に、気づかれを、落して
吉川英治 / 無宿人国記 ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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安心による体の反応、リアクション
座る(動作)
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前後の文章を含んだ引用
......そ半日も経って、やっと帰って来た家臣の口から、彼が、難なく町方のかこいを衝 いて、一気に、板橋口から街道を北へ、立って行ったと聞いて、 「――そうか」 と、初めて、ほっと、脇息 に、気づかれを、落して、 「人は使いよう……。一角も、こんどは胆に沁 みて、立ち直ったとみえる」 頼もしげに、そしてまた、一つの心の負担をも、軽くしたように、呟 いた。 春だが、寒かった......
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クッションに背をあずけ
阿刀田 高 / 透明魚「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
私は立派な椅子に腰かけると、堅い椅子に腰かけるつもりで用意していたのに、柔らかい反動が来て、ぽかんと体がうずくまるような気がして、一寸驚きましたが、正子にそれを知られたくなかったので何気ない風にしました。
武者小路実篤 / 若き日の思い出 amazon
スチームのパイプが瀕死の気管のように不規則に喘ぐ
日野 啓三 / 抱擁 amazon
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「ほっと」の言葉を含む安心の表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
なんだかほっとした。全身にこめられていた力がふわりと抜けていくような気がした。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
行き詰まりだと思っていた眼前に、ほっと灯がともったよう
黒井 千次 / 春の道標 amazon
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
うすむらさきのなぎなたほおずきを、器用に鳴らし
林芙美子 / 新版 放浪記
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風に流されるちぎれ雲のように軽い心持ち
梅本 育子 / 桃色月夜 amazon
軽い、感傷的な歎息
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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